歯のホワイトニング(1)
年末に取った休暇を利用して、ある計画を実行に移した。それはタイトルにあるように「歯のホワイトニング」である。歯磨きは毎食後に欠かさずにしているが、緑茶をよく飲むためか歯の着色汚れ(茶渋色)が目立つようになってきた。
初回はカウンセリングと歯のレントゲン写真、ならびに前歯のクリーニングを行った。カウンセリングでは、ホワイトニングの概要とホワイトニングに至るまでの手順について説明があった。混同していたが、歯のホワイトニングとは元々のご自分の歯の色を白く明るくする方法である一方、クリーニングとは歯に付着した歯垢や歯石、着色汚れを取り、歯本来の状態に戻す事を言う。今回は先にクリーニングを行い、その後にホワイトニングを実施する流れになった。
歯科医からの説明では、ホワイトニングにはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングという2種類の方法があるとのことである。
「オフィスホワイトニング」とは・・・
歯科医院で歯科医師の管理下の元行う方法で通院型のホワイトニングのことを言い、1回のホワイトニングよりも複数回(2回程度)実施する方が、効果が高いようである。一般的に歯の表面に薬剤を塗り、光を当てることによって薬剤が活性化して歯を白くする仕組みのようである。通院した歯科医院ではホワイトニングの費用は1回1万円とのことだが、その後に調べてみると薬剤の種類や効果によって費用が大きく違い、数千円~数万円という幅広い金額設定のようである。
「ホームホワイトニング」とは・・・
自宅で行うホワイトニング方法で、マウスピースに専用の薬剤を入れて使用する形のようである。歯科医院で歯型を取ってマウスピースを作成し、また専用の薬剤も処方される。こちらの費用は数万円で、その後薬剤を必要に応じて追加購入する形のようである。
歯科医からの勧めでは、オフィスホワイトニングを2回実施した後に、自宅で行うホームホワイトニングを実施してはどうかとのこと。ホームホワイトニングについては、サボってやらなくなることが容易に想像されるために、ひとまずオフィスホワイトニングをお願いすることにした。ホワイトニングを行う前に虫歯がある場合には、治療の方を優先する方針について説明があり、歯のレントゲン写真を撮影した。長らく歯医者にお世話になっていなかったため、恥ずかしながら歯のレントゲン写真を撮影するのは人生初であった。
幸い虫歯は見つからなかったが、親不知が4本も生えていることが発覚した。真っ直ぐ生えているため今すぐに抜歯する必要性はないようだが、歯ブラシがあたりにくく、虫歯になりやすいため、抜歯を検討しても良いらしい。また、歯並びが悪いので矯正に興味があればしてはどうかと勧められた。もっと若く先が長いうちに実施するのであれば、対費用効果も高そうであるが、中年の人生折り返し地点にいる人が残りの半生のために矯正をするのもどうかと思い、検討したいと思いますと返答するに留めた。
そのあとは、いよいよクリーニングに入った。今回はカウンセリングやレントゲン撮影とその説明などがあったため、前歯周辺部分のみのクリーニングで終了となり、次回以降に残りの部分のクリーニングを実施する運びとなった。驚いたことにクリーニングの時間は、(体感では)10分にも満たない短い時間であったにも関わらず、歯垢や着色汚れがかなり除去されていた。今後の通院に期待が持てそうである。