はじめに
WordPressのプラグインである、Duplicate Postは記事や固定ページの複製を行うことができます。公開済みの記事や下書きとして保存してある記事を複製した記事を作成することができ、同じような記事を作成したい場合などにコピー&ペーストをする作業をする必要がなくなり、記事作成の効率化を図ることができます。WordPress5.0において導入された最新のエディタ「Gutenberg」にも対応していて、互換性があります。ここでは、Duplicate Postのインストール方法ならびに使用方法について整理しました。
記事や固定ページの複製を行うプラグイン:Duplicate Postの設定方法
インストールならびに有効化
WordPress管理画面(ダッシュボード)において、「プラグイン」→「新規追加」をクリックして、「Duplicate Post」を検索します。
「今すぐインストール」→「有効化」することで、インストールならびに有効化は完了です。
Duplicate Post の使用方法
Duplicate Postのインストール後、投稿の記事一覧画面へ移動すると、「複製」「新規下書き」のリンクが表示されるようになります。クリックする事で記事が下書き状態として複製されます。また、管理バーや一括操作のプルダウンリストからも複製、記事を複製することが可能になります。
Duplicate Post の設定方法
設定を変更する場合には、まずはWordPress管理画面(ダッシュボード)の「設定」から、「Duplicate Post」という項目をクリックします。ここで設定を変更する事が可能です。なお、記事のタイトルや内容、アイキャッチ画像を複製するだけであれば、特に設定を変更する必要はありません。デフォルトで複製される要素は、
- 「タイトル」
- 「抜粋」
- 「内容」
- 「アイキャッチ画像」
- 「テンプレート」
- 「フォーマット」
- 「メニューの順序」
デフォルトでは複製されない要素は、
- 「日付」
- 「ステータス」
- 「スラッグ」
- 「作成者」
- 「パスワード」
- 「添付ファイル ※特別な要件でない限り、チェックしないことをお勧めします」
- 「子要素」
- 「コメント (ピンバックとトラックバック以外)」
設定を変更した場合には、左下の「変更を保存」する必要がありますのでご注意ください。
また、カスタムポストを複製するためには、同様に設定を変更する必要があります。同様にまず、まずはWordPress管理画面(ダッシュボード)の「設定」から、「Duplicate Post」という項目をクリックし、設定画面に移動します。その後、「権限」タブを選択し、「これらの投稿タイプに対して有効化」において「カスタムポスト」に☑を入れ、「変更を保存」することで、可能になります。