副業を考え始めた3つのきっかけ

副業を考え始めたきっかけ

 ここ30年間、日本における平均賃金は殆ど横ばいであるにも関わらず、税金は上がり暮らしが厳しくなってきている人が増えてきています。また、終身雇用制度の維持が困難であることが経営者らによって指摘されています。さらには人工知能(AI)技術の進歩によって、今後不要とされる仕事があることも良く耳にするようになりました。こういった中で、生活していくためには自己研鑽に励みスキルを身につけていくことが重要ではないでしょうか。また一つの仕事に全てを注ぐのではなく、複数の収入源を確保しておくことも重要であると考えました。勤めている会社は所謂ブラック企業ではなく、残業もそれ程なく定時退社する人も多い。また有給休暇を消化する人も多くどちらかと言えばホワイトな企業に該当すると思われます。そんな状況で何故副業について考え始めたのか、そのきっかけについて説明します。多分、大方の人が副業を考え始めるきっかけと同様なのかと思います。

  1. 企業体質が古く年功序列で将来性が感じ取れなかった
  2. 結婚、子供ができ将来のために貯蓄をしたかった
  3. 将来、独立してビジネスをするチャンスを作りたかった

目次

① 企業体質が古く、年功序列で将来性が感じ取れなかった

 残念ながら業績等に寄らず、勤続年数によって昇給・昇級が行われており、社内での競争、自己研鑽に関する意欲が乏しいと感じています。同じような会社は多いのかもしれませんが、努力して業績を挙げても、居眠りをして過ごしたとしても昇給の多寡はあれども勤続年数によって決まってしまいます。そのため、やらなければならない最低限の仕事の他はネットサーフィンや居眠りなどに時間を費やす社員が残念ながらいる状況にあります。非正規雇用の人が真面目に業務をこなす中で正規職員が居眠りをしている(が、給与は正規職員の方が圧倒的に高い)。同一業務同一賃金が謳われる中、会社内における地位(正規 or 非正規、勤続年数によるポスト)によって「時給」が決まり、実際に挙げた業績に殆ど依らないことに対して違和感を覚えました。

 

② 結婚、子供ができ将来のために貯蓄をしたかった

 副業を始めたきっかけ、あるいは副業を考え始めたきっかけとして最も多いのが結婚や子供ができるなど環境の大きな変化ではないでしょうか。特に子供ができると出費は大きく増えることになります。保育園の無償化が開始されていますが、現状は収入に応じて月一人当たり数万円の保育園代がかかるほか、オムツ・ミルク代やおもちゃ、洋服、更には予防接種代など独身時代には予想もしなかった出費が目白押しになります。また将来子供が大学へ進学することを考えると、貯蓄する必要があります。私が在住している自治体では幸いにも育児補助金が支払われるものの、オムツ代でほぼ相殺される状況にあり、働けど働けど思うように貯蓄できない状況に陥りました。

 今後、別途触れたいと思いますが、共働き核家族が一般的となった現在の日本は、子育て世代に対して非常に厳しい環境にあると言わざるを得ません。(このように感じている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか)。単純に人口を維持するためには全員が結婚したとしても各夫婦が二人の子供を出生しなければなりません。現状の未婚率の高さ、晩婚化、出生率の低下を考えれば少子高齢化は火を見るよりも明らかであったにも関わらず、残念ながら十分な政策が行われてこなかった結果だと思います。

 

③ 将来、独立してビジネスをするチャンスを作りたかった

 今やひとつの会社からの収入のみで生活することのほうが不安定と言われる時代となってきました。インターネットが発達し、一人でも十分に収入を得ていくサービスやシステムも整えられてきています。元々ウェブサイトの作成などに興味があり、また色々とアイデアがあったのでそれを実行に移すチャンスを作りたいと考えました。また、新型コロナウィルスが猛威を奮い景気は大きな後退時期を迎えています。とはいえ、いきなり退職して個人事業主となったり、起業したりすることは大きなリスクを伴います。独身時代ならともかく、結婚して子供もいる現状でなかなか踏み切れないとお考えの方も多いのではないでしょうか。そのためのウォーミングアップ(スキルアップ)として副業したいと考えるようになりました。

 

 

終わりに-コロナ禍の中で-(2020年8月追記)

 新型コロナウィルスが蔓延し、その猛威を奮っている状況にあります。倒産や解雇によって失職する方が増えている状況ですが、今後益々増えてくることは容易に想像されます。副業を兼ねてスキルを習得し、また関連する資格取得を目指していくことの重要性はさらに増してきているのではないでしょうか。

 今後、資格取得や副業について纏めていきたいと思います。

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