基本情報技術者試験とは
情報処理の促進に関する法律第29条第1項の規定に基づき経済産業大臣が実施する情報処理技術者試験の一区分となっている国家試験でスキルレベル2(スキルレベルは1~4が設定されています)。
対象者像は「高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者」となっており、ITエンジニアの登竜門としての位置づけになっています。この名称になる前は第二種情報処理技術者試験という名称で、IT業界の登竜門的な国家試験として昔から認知度はとても高く、毎年の受験者数は10万人を超えています。
なお、「シラバス(情報処理技術者試験における知識・技能の細目)」によるスキルレベルは
<ITパスポート試験>
・「ITパスポート試験(レベル1)」
<情報セキュリティマネジメント試験、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験>
・「情報セキュリティマネジメント試験(レベル2)」
・「基本情報技術者試験(レベル2)」
・「応用情報技術者試験(レベル3)」
<高度試験>
・「ITストラテジスト試験(レベル4)」
・「システムアーキテクト試験(レベル4)」
・「プロジェクトマネージャ試験(レベル4)」
・「ネットワークスペシャリスト試験(レベル4)」
・「データベーススペシャリスト試験(レベル4)」
・「エンベデッドシステムスペシャリスト試験(レベル4)」
・「ITサービスマネージャ試験(レベル4)」
・「システム監査技術者試験(レベル4)」
<情報処理安全確保支援士試験>
・「情報処理安全確保支援士試験(レベル4)」
・「情報処理安全確保支援士試験(レベル4)」
となっています。